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夏の暑い日、朝起きても行くのはやめようか と思っていた。ヒザを痛めて2週間のサボりは 体力だけでなく気力も奪っていた。 けど、「行ってみようか」という思いで9時に家 を出て、下界から久住に上ってきた。 日本一のマラソン練習コース。そこはランナー の熱気で包まれていた。 |
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ここにやって来るのは4年振り。練習不足でも 走ってみようとやってきたのは、9000mに出ら れるのは今年が最後だから。秋には40歳に なってしまうのだ。 高原なので、夏の暑い日でも木陰に入れば 風が吹いて気持ちいい。太陽の下に出れば、 容赦ない照りつけで焼け焦がれるけれど。 |
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晴れ渡った青い空、綿菓子のように浮かぶ 白い雲、久住の山々の緑。スタートラインに は103名のランナーが並ぶ。その脇には関門 40分の看板。昔は26分だったのに延びたの かな。最終種目なので時間に余裕が出来た ようだ。「これなら完走できるかも」 |
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ヨーイドンでスタート。スタミナ温存のためア ップもなしに走り出す。その右手にはカメラを 持って。 |
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1周目はアップのつもりでゆっくりとラン。最高 到達点からコースは東向きに変わる。前には 同じくらいのペースのランナーがいっぱい。 |
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左を見ればスタート広場。やはり高原を走る のは気持ちいい。 |
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一度右の谷に降りてまた登るループをまわっ てくる。ループの途中に1000mの看板。そし てまた東に向かい長い下り。 |
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2000m地点の階段を過ぎると、木々の間を抜 ける。下りを走ってもヒザは大丈夫。「なんだ かいけそうかな」 この暑さのなか、ヒザをサ ポートするセミロングタイツを穿いたのが良か ったのかも知れない。 |
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西へ向きを変え今度は長い長い登り。この登 りで少しづつ前を抜き始める。 |
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スタート広場に帰ってくると3000m。たくさん のスタッフが水を手に持って渡してくれる給 水ポイント。「ありがとう」といって立ち止まっ てコップの水をもらい、歩きながら飲む。2杯 目も飲んで、3杯目は首と頭にかける。最後 にもう一杯飲んで2周目を走り出す。さっき抜 いたランナーには抜かれるけど、「給水優先」 |
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2周目に入って気持ちペースアップ。1周目15 分ちょっとだったので関門は十分間に合う。 右側のループをまわってきたランナーが走っ ている。「あそこまで追い上ようかな」 |
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ループをまわってきたあとの逆コース。さっき 写真を撮った辺り。この後「トップは7000mを 過ぎました」と場内放送が聞こえてききた。 「まずい、もしかしたらラップされる?」 それ だけは避けたい。 |
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丁度太陽が雲に隠れる。これで少し涼しくな る。けれど太陽はまたすぐに顔を出す。 |
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長い登りに入ったところ。この先の頑張りで ラップされるかどうか決まる、と思う。関門200 m手前でスタッフが無線機に叫んでいる。「ト ップが来たぞ、ゴールのコースを開けろ」 |
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長い登りは最後は少し急になっている。前を 行くランナーを何人も交わした後、後ろから人 が来る気配がした。後ろを見ることをほとんど しないシオゴンがとっさに後ろをチラ見した。 「トップが来ている」10m後ろだった。登りを駆 け上がり止まって右のゴールコースを見ると 、トップ選手が駆け抜けて行った。 |
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3週目になると下りなのに歩く人も出てきた。 当然給水ポイントでは止まって水をもらい、た っぷり給水したシオゴンは更にペースアップ。 まだまだ余裕だ。 |
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2000mポイント先の木の下には脱水症状か 一人倒れてハアハア言っている。既にスタッ フがついていたので、ゴールを目指して走り 抜ける。そして最後の登り。 |
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緑の向こうにかろうじて見える黄色、そこが ゴールゲート。坂が登っているので、頭しか 見えない。さすがに3周目の登りは少しきつ かった。 |
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「ゴール」 ヒザも痛むことなく、スタミナも切 れることなく完走。完走できたのは、関門が 延びたおかげだけど。関門40分ならば40歳 以上も走らせればいいのに。 後で順位を見たら30人くらい抜いていた。 |
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ゴール後は冷たい水を頭からかけてくれる。 これが気持ちイー。「もう一回お願い」と頭を 差し出す。 |
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久住と言えば「黒胡麻ソフトクリーム」 コース 隣の久住山南登山口に販売小屋がある。走 っ後は体温が上がっているのか、冷たいソフ トを食ってるのに汗が噴出す。 |